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戯言.
在りし日の姿か
朽ち果てた今か
第三者により形容は体を成す
仮り過程を知っていようとも
付随する物語にまで足を踏み入れない
距離感とて
誰の
言い訳に過ぎず
まるで
しなやかな肉の塊は
終の棲家
いつぞやを
経て
ゴミ袋に投げられ
長年履いた
オートクチュールの
ズボンと一緒に
物の形すら忘れ
まみれる
こうなれば
吸殻も捨てる
あんなに愛でたのに
クズ脂と灰まみれ
朝なのに
事情知らぬ
傍観者がウルサイ
道理の通りだ
正しいよ
成しえてきた者は致し方ない
ただの
ある程度のバランスは
そうそう崩れない
ズボンを変えるくらいじゃね