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戯言.
ホームに片足で立つ少女
少し前にクソ移民の家庭料理を食べたらしい
そんなんだから国が持てないんだよ と
彼女は吐き捨てた
電車に乗ると
封の空いた飲み物を手にする少女が音楽を聴いている
なんて事はない
案の定
電車に揺られそれが掛かる
ココアで良かったね
甘い匂いは誰も嫌がらないよ
ただね
電話に付けた大量のストラップは外した方がいい
いつか手前を切ってしまうから
そんな酒飲みの真っ当性がわかるかい
奇数はバランスが良いと
下着デザイナーは熱を帯びて語った
なんて事はない
カシスウーロンばかり飲む若い女性
誰も彼も
喋ってる途中に視線を落とす
そうして時折蟻を見つめる
小さい
小さいだろ
そう
その目だ
その目が君らは嫌いだろ?
真空と夢中に読めない学を放る
行為
カラアゲ棒にクレームを入れても仕方がない
君らを抱く
骨を折る感覚に似ている