HETEROCHROMIA
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戯言.

一人インディアンデスロック

羊のサーロイン、桃のローストを添えて

バルサミコは1/3まで煮詰めてある

ブーゲンビリアの花びらを散らし、蓮の葉の上で昼寝をす

溜まったガスは良くも悪くもいづれ放出される

その原動力で電車は走り、箱詰めにされた人々が送られる

皆懺悔をし、家族に一度別れを告げる

ろくなもんじゃない

どうでもいい映画で時間を潰し、お腹はペチャンコに

ヨーグルトを食べて健康ぶっている

 

夜の工事現場に彼らは現れ、特別ぶる

それでもおじさんたちはヘルメットを貸してくれる

どこからか警告音

わずかばかりのモスキート音

菩提樹の下、菜食主義者が集まり慰めあう

互いの手を腹に当てて、浴場すらできない、暮らしている風

おだやかな暮らしに色がねぇ

人差し指を一本千切り、焼き目を付ける

エポワスの匂いがする

蟻が集るが。タカアシグモは何でも捕食してくれる

友達のような名前を付けるとハンモックを作ってくれた

 

紙袋にたくさんの錠剤

ガス漏れの部屋

煙草を吸ってもいいらしい

ストレッチをする

一人インディアンデスロック

エスコフィエとケンカする

1888年にこんにちは

単行本を一巻から並べ替える

どこかしらのショップカード

コックはもう列車に乗っている

大声を出し続け、枯れたのどでパンクロックを歌っている

それはそれで満足らしい

スピーカーから流るる

これが、一時

一生終わらない食事は一人では行えない

今できることは

通ぶって部屋にただいるだけ

太ももをつった

ゆっくりと伸ばすだけ

あとはレモンピールを少々